コロナによる活動制限があったことにより、採用面接をWEBにて実施した会社は多かったと思います。
私の顧問先の会社様でも取り入れているところがいくつかありました。
最終面接は実際に会って対面面接となろうかと思いますが、一次面接はWEBというのは今後もアリのように思えます。
メリットとしては、
・スケジュール調整がしやすい
・交通費がかからない(会社が負担している場合)
・遠方からの応募を受けやすく、応募者の窓口を拡大できる
・選考をスピーディーに進められる
・面接の回数を増やすこともでき、よりマッチング精度を高められる
・感染症対策を行っていることをアピールできる
などが挙げられます。
一方のデメリットとしては、
・表情や雰囲気がわかりづらい、伝えづらい
・通信環境や周りの雑音などを気にしなければならない
・応募者が手元にメモ等を置いて面接対応している場合があるかもしれない・・・
などがあります。
ちなみに上記のデメリット対策として考えられるのは、
・通信環境や雑音などが入らない面接用の場所を確保する
・表情が伝わるようにWEB会議用のカメラやライトを用意する
・話すスピードや声の大きさ、抑揚など話し方に気を付ける
・話を聞いていることを伝えるため、相槌をしっかりうつ
・「聞き取りにくい点があったら遠慮なく伝えてください」と事前に注意点を伝える
といったことが考えられます。
ちなみにある調査機関が求人件数に対してWEB面接可となっている割合を調べたところ、
以下のようにその割合が増加しているとのことです。
2020年8月 38.4%
2020年11月 52.9%
2021年3月 55.5%
2021年7月 63.8%
WEB面接だけで採用決定するのは難しいでしょうが、対面面接にすすめるかどうかの前に
WEB面接を入れるのはアリかと思います。
採用のミスマッチほど会社にとっても従業員にとっても不幸なことはないので、
納得のいく選考を心掛けたいですね。