先日、出先で昼食を取ろうとした際に飲食店に行ったらどこの店も行列ができており、
これは並んでまで食べること無いかな…と思いながら、
ふと店内を除くとそれなりにテーブルは空いているようでした。
気になったのでしばらく見ていたのですが、
どうやら食事が終わったテーブルの片づけまで手が回らず、
結果入店待ちの行列ができているようでした。
ニュースや新聞等でも時折取り上げられておりますが、
飲食店の人手不足が目立っているようです。
その一方で、
・配膳をロボットに行わせる
・メニュー表にあるQRコードを読み込んで、お客さんのスマホからすべての注文をしてもらう
などの工夫を行い。人手不足を補っている店舗も増えてきているようです。
同様に人不足となっている小売業でも、セルフレジが以前よりも増えています。
その店舗における「サービス」の在り方にもよるのでしょうが、
これから先、人手不足の問題は避けて通れないものだと思います。
よって、このような対応は今後も増えてくるのではないでしょうか。
2024年問題として取り上げられている運送業をはじめ、人手不足の問題に直面している会社は他にも多いと思います。
私の顧問先の会社さんでも、このような話題は時折出てきます。
AIの急速な普及も関係してくると思いますが、
「本当にその仕事は人にしかできない仕事なのか」というものを考え直さなければならない時期が
間近に迫ってきていると感じます。
政府が考える労働力不足の対策としては、
・賃金の引き上げ
・働き方改革の促進
・雇用のみに頼らない多様な働き方の推進
・リスキリングの促進
・外国人労働者の活用
などが良く取り上げられています。
外国人労働者の活用については、各企業における判断に依る部分が大きいのでしょうが、
その他の事項は有効性がどこまで明確に出てくるものなのか、わかりかねます。
となると、自社における業務、作業の進め方であったり仕組みの見直しといった対策が、一番有効なのかもしれません。