人事・労務に関するお悩み事は、千葉県成田市の社会保険労務士 高倉労務管理事務所にお任せください。
高倉労務管理事務所 【千葉県 成田市】
千葉県 成田市の社会保険労務士です。
人事・労務に関する相談および就業規則の改訂、
採用から従業員教育、人事制度に関するご相談など、
成田市周辺地域の企業の支援を行っている社労士です。
お困りごとがございましたらお気軽にご相談下さい。
携帯 090-3535-7924
0476-26-6969
多くの会社で人材不足の声が聞かれる中、外国籍人材の活用であったり、
パートタイマーの労働時間数を増やす傾向にある会社が多く見かけられます。
一方で、高齢者を活用するか…という話になると、ためらう経営者の方が大半でもあったりましす。
そのような中、パーソル総合研究所が「企業の60代社員の活用施策に関する調査」の結果を公表しました。
37.7%の企業が50代社員を「過剰」「やや過剰」と回答しており、
その過剰感の原因が「本人のモチベーションの低下」「本人の生産性の低さ」
「生産性に見合わない処遇水準の高さ」にあるという非常に興味深い内容になっていますが、
今回はこの中から60歳以上の処遇の見直しについて取り上げたいと思います。
https://rc.persol-group.co.jp/news/202507011000.html
60歳または65歳で処遇を見直す企業における処遇見直し時の年収変化は以下のとおりとなっています。
■60歳での処遇見直しにおける年収変化(平均28%ダウン)
9.2% 10%程度下がる
17.2% 20%程度下がる
29.2% 30%程度下がる
17.2% 40%程度下がる
9.9% 50%程度下がる
4.9% 60%以上程度下がる
10.1% ほとんど変わらない
2.2% 年収は上がる
■65歳での処遇見直しにおける年収変化(平均23%ダウン)
16.9% 10%程度下がる
21.2% 20%程度下がる
25.8% 30%程度下がる
9.3% 40%程度下がる
8.1% 50%程度下がる
2.1% 60%以上程度下がる
14.8% ほとんど変わらない
1.7% 年収は上がる
このように60歳時点では平均28%年収が下げっているという結果となりました。
同一労働同一賃金の問題に加え、60歳代の人材の活用が進んでいる状況を踏まえれば、
今後、この減額幅は縮小していくことが予想されます。
年齢ではなく、仕事の内容に応じた処遇を進めるためには、高齢者の人事制度の見直しに止まらず、
現役世代も含めた処遇制度全体の再設計が求められるようになってこようかとおもいます。
お電話でのお問合せはこちら
0476-26-6969
携帯 090-3535-7924
・留守番電話へ切り替わった際には、メッセージを残していただけると幸いです。
お気軽にお問合せください。