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高倉労務管理事務所  【千葉県 成田市】

千葉県 成田市の社会保険労務士です。
人事・労務に関する相談および就業規則の改訂、
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~ダラダラ残業をやめさせたい~

ここでは、実話に基づき社労士とある会社の社長とのやりとりを、会話形式で紹介します。

田中社長からの紹介で、こまた商事 駒田社長の相談を受けることになりました。

こまた商事の社員のうち数名の残業時間が、昨年末からあからさまに増えていたため、駒田社長は内部調査をひそかに行ったとのことです。
その結果、仕事中に20分程度の休憩をこまめにとり、本来であれば定時までに終わるような作業量であっても、意図的に21時前後まで残業を行っている実態があきらかになりました。

駒田社長は該当の社員を呼び出し、業務時間中は仕事に集中して、極力残業はしないように注意を行いましたが、勤務の実態は一向に改善しません。

どうしたらよいものやら、困り果てて高倉社労士に相談に来ました。

駒田社長
田中社長の経営者仲間で、こまた商事の社長。
営業面の腕はピカイチだが、部下の管理が苦手。
「こまった こまった」といつもつぶやいているが、
名前は駒田(こまた)。

高倉社労士 
成田市で社会保険労務士をしている。
千葉県と成田市が大好き。
学生時代はサッカーのゴールキーパーをやっていた。
その時の名残りか、「会社を守れる社労士になる」が口ぐせ。

残業の禁止ってできるの??

社長:いやー、本当に困っちゃってね。
   「残業をしてはイカン」ってズバッと言ってしまっても大丈夫なんですかね?
   でも、本当に忙しいときは会社としても残業をしてもらわなければ困るので、あまり
   強く言えないんですよ。

高倉:ダラダラ残業は困りますよね。仕事の能率も上がりませんし、なによりも集中力が無い
   中で自己や怪我が発生したら、それこそ大問題になってしまいます。
   長時間労働についても、国の方針として今後は厳しくチェックされるでしょうし。

社長:そうですね。必要な残業であれば構わないんですけど、どうやら残業代を目当てに
   不必要な残業をやっているようにしか見えないんですよ。

高倉:残業を含めて従業員が労務を提供することは、従業員の「義務」ですけど、「権利」
   ではありません
からね。
   また、従業員から残業することを要請された場合でも、これに会社が応じる義務は
   ありません。
   言い換えれば、妥当性のない残業申請を拒否したり、禁止しても構いませんよ。

社長:うちの部長から注意させた時には、「残業代が無ければ生活ができない」「その
   分を補償してくれ」とまで言い返してきた社員もいたんですよ。

高倉:残業代は残業という労務提供の対価であって、事前に約束されている賃金とは異なります
   からね。そのような要求はしっかりと断った方が良いです。

社長:なるほどね。理由のない残業は禁止ということを、しっかり伝えてみるよ。

方針変更の注意点は

社長:でも、これまでは黙認というか、比較的ゆるく管理していた実態があったのに、
   急にガラッと変えても大丈夫なのな。心配だな。

高倉:理由のない残業を禁止する理由をはっきりさせた上で、方針変更を朝礼で発表しては
   どうでしょうか。
   むやみやたらに変更する訳ではないので、説明すれば皆わかってくれますよ。

社長:そうだね。どんな理由が良いかな?

高倉:まずは「就業時間中は業務に専念する」という原則からですね。当たり前のことです。
   次に「集中力低下による事故・怪我の発生防止」「長時間労働による健康被害防止」
   「職場秩序の乱れ防止」などを理由にしている会社が多いですかね。

社長:なるほど。もっともな理由ですね。全部伝えなきゃな。

高倉:社長から直接従業員の皆さんに伝えた後ですが、社長はずっと現場で監視している訳
   にはいかないですよね。
   後は管理職の方達に、社長に代わって継続指導を行わせることもポイントです。
         
方針変更後に重要なのは「見て見ぬふりをせず、注意・指導を継続する」ことです。

社長:従業員全員に話す前に、管理職を集めて一枚岩にしておく必要があるな。
   よし、さっそくやってみますよ。

 

残業禁止の指示に従わない社員への対応方法

社長:もしそれでも改まらない社員がいた場合には、どう対応すれば良いかな?

高倉:よく書籍などには「裁判に備えて命令違反の事実や指導履歴を書面化する」という対策
   が書かれています。確かにこれも必要となるケースもあるかもしれません。
   その一方で、
命令・指示に従わない人達には、きちんと向かい合って話をすべきです。
   なぜ方針を変更したのか理解させ、これに従わない理由を述べさせてみてください。
   書面で指導文書を渡すよりも、まずはその社員と向かい合うことが大切だと思います。

社長:そこが苦手なんだよな。管理職にやらせても良いかな?

高倉:まずは管理職が面談・指導でも良いと思います。ただ最後の砦は社長だと思いますよ。
新たな方針を周知させたのに、それに従わない従業員を放置していては、方針の維持が
できなくなります。
   その場合は、
懲戒等を適用することも選択肢に入れることになります。

社長:そうだね。この部分は変えるという強い気持ちを持って臨むよ。

高倉:多くの従業員の方は、社長のお考えに納得していただけますよ。
   会社として正しいことをしているという自信を持って臨んでください。

社長:よし、さっそくやろう。
   真面目に頑張っている他の社員の為にもやらなくてはな。

高倉:さすが駒田社長、そうですよ。頑張ってくださいね。

 

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